民主化運動の中でおきた「光州事件」の犠牲者遺族が、元大統領の暗殺を企てます。
光州事件や、その後の民主化運動を描いた映画が何本もありますが、今作は26年後と言うか26年間の苦悩って感じですね。
暗殺のターゲットはチョン・ドゥファン元大統領のことなんですが、存命であることからか「あのお方」とか「元大統領」と表現されていますね。
暗殺のストーリーはフィクションなんで、その辺りは色々とツッコミ所も有りますが、実際にあった悲劇をベースとしているので、軽い感じにはなってないのが良かったです。
エンドロールが10分以上あって、めちゃめちゃ長いなって思ったら…
映画の製作がスムーズにいかなかったみたいで、クラウンドファンディングで資金調達したそうです。
名前を出して無いとはいえ、存命の人を暗殺するってのはスポンサーが付きにくかったんですかね。
この長いエンドロールを見てると、まだまだ忘れてはいけない大きな事件なんやろな〜って思わされます。
CM